真の中に収まっております。
子供は育てよう育てようとしなくても、自分で育ちます。そして、手助けが必要な時には、必ずそれが備えられています。こういう経験が出来て、本当に良かった、と思っております。
三、子どもたちと
坂本克巳(仮名)
里親登録をして6年後、3才と4才の姉妹を預かりました。
初対面の時、妹の方はニコニコとよく笑う子で、姉の方はよく睨む子だなあと思ったのが第一印象でした。実子が当時中学一年生で、里親にとっては「子育ては初めて」と言うわけでもありませんでした。
「子育ての方針」と言うほど大上段に構えたわけではありませんが、子供には『形のない物を出来る限り多く与える』と言う心がけで対してきました。
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